新潟県燕市が「大河津分水通水100周年フレーム切手・記念はがき」贈呈式および「大河津分水通水80周年タイムカプセルはがき」引渡式を実施

新潟県燕市は28日、燕市役所において「大河津分水通水100周年フレーム切手・記念はがき」の贈呈式および、「大河津分水通水80周年タイムカプセルはがき」の引渡式を執り行った。

大河津分水が8月25日に通水100周年を迎えるにあたり、燕市と日本郵便株式会社(東京都)はこれを記念し、オリジナルフレーム切手「大河津分水通水100周年 ミライニツナグ」を作成した。また、日本郵便はこれに合わせ「大河津分水100周年記念はがき」も作成し、燕市に贈呈した。

贈呈式で燕市の鈴木力(つとむ)市長は、「切手のデザインは、古い時代と今を表現できるようなところで選ばせていただいた。選りすぐりのデザインになっている。ぜひこの記念切手を大勢の皆さんからお買い求めいただき、記念として大切にしていただければと思っている」と話した。

贈呈式に続き、「大河津分水通水80周年タイムカプセルはがき」の引渡式を行い、旧分水町保管分の866通を日本郵便へ引き渡した。タイムカプセルはがきは、2002年当時、旧分水町、旧中之島町、旧寺泊町、旧与板町で構成する「信濃川及び大河津分水路沿川整備推進協議会」が主体となり、大河津分水通水80周年を記念してタイムカプセルを作成したもので、当時の小学生から「20年後の自分や大切な人への夢と希望のメッセージ」を募り、郵便はがきにしたためてタイムカプセルに保管したもの。

日本郵便三条大崎郵便局の星野勢津子(せつこ)局長は、「20年前に多くの市民の皆様に参加いただき、タイムカプセルにハガキを収めていただいた。そのハガキをお預かりし、20年後の皆さまに大切に配達させていただきたい」と話した。預かったはがきは、8月1日から順次発送するという。

贈呈式、引渡式には、燕市の第75回および2022分水おいらん道中分水太夫役の横山美和さんと、燕市観光PRキャラクターきららんが出席し、式典に花を添えた。

記念フレーム切手「大河津分水通水100周年 ミライニツナグ」は、8月1日より燕市、三条市、加茂市、見附市、弥彦村、田上町の全郵便局および、新潟市、長岡市の一部の郵便局(全91局)にて販売開始する。1シートは税込1,220円(63円切手10枚付き)で、販売数は600シート。

一方、「大河津分水100周年記念はがき」は、8月27日に開催する「大河津分水サンクスフェスタ」の特別ブースにおいて、フレーム切手を購入した人に対し、100セット限定(1セット5種類入り)で配布する。

新潟県燕市の鈴木力市長(左)、日本郵便三条大崎郵便局の星野勢津子局長(右)

記念フレーム切手「大河津分水通水100周年 ミライニツナグ」

燕市の第75回および2022分水おいらん道中分水太夫役の横山美和さん(右)、燕市観光PRキャラクター「きららん」(左)

(文・撮影 中林憲司)

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