新潟市役所職員を名乗る男性から「保険の還付金が締め切りになっている」などと電話、新潟市中央区在住の60歳代女性から約100万円を騙しとる還付金詐欺が発生
新潟中央警察署は28日までに、新潟市中央区在住の女性(60歳代)から特殊詐欺(還付金詐欺)被害の届出を受理し、捜査を開始した。
女性は26日に自宅の固定電話に新潟市役所の職員を名乗る男から電話があり、「保険の還付金が締め切りになっている。銀行に連絡して手続きをすれば、還付金が戻ってくる」「コロナの関係で窓口業務はできないが、ATMで手続きできる。ATMに行ってサポートセンターに電話をかけて欲しい」などと言われた。
これを信じた女性は、新潟市内の金融機関に赴いてサポートセンターに電話をかけ、男の指示どおりATM機を操作したところ、見知らぬ口座に約100万円の振り込み手続きなされたもの。翌日に女性がサポートセンターに電話をかけたが繋がらず、騙されたことに気付いた。
新潟中央警察署は、「役所や金融機関をかたる電話があったら詐欺を疑って、警察に相談して欲しい」と呼び掛けた。