手間と技術を惜しみなく注ぐ、信頼の「さとう家」佐藤住宅建設有限会社(新潟市東区)
「はじめて訪れたときに、他の木の家との違いを圧倒的に感じた」と、依頼者たちは口々に言う。
佐藤住宅建設は、新潟市東区で創業55年。家づくり一筋の工務店だ。創業以来、一貫してこだわってきたのは「自然乾燥による無垢材を使うこと」、そして「大工という仕事に誇りをもった仕事をすること」だ。
社長自らが大工。20歳の頃から家づくりに携わり、この道65年以上のベテランである。そんな同社だからこそ、家づくりにかける思いやこだわりは、特別なものがある。
目次
◎自然乾燥の無垢材にこだわる理由
◎ずっと変わらぬ顔ぶれ、安心の「ワンチーム」
◎想いをカタチにする自由設計
◎おわりに
自然乾燥の無垢材にこだわる理由
佐藤住宅建設がつくる家、通称「さとう家」は、無垢材をふんだんに使ったぬくもりのある木の家が特徴だ。
無垢材は、優しい手触り、木材本来の癒やしの香り、害虫をよせつけないなどのメリットがある一方で、割れや反りなどが起こるということもある。そのため、建材として使用する前にしっかりと乾燥させる必要がある。
乾燥させる方法は、機械乾燥と自然乾燥の2つの方法があり、同社では創業以来一貫して自然乾燥の無垢材を使用する。室内で専用装置を用いて強制的に乾燥させる機械乾燥とは違い、自然乾燥は数年の月日をかけてゆっくりと乾燥させる。同社は市内に自社倉庫を構え、新潟の気候の中で自然乾燥させた木を、新潟の家づくりに使う。それには、機械乾燥にはない3つのメリットがあるからだ。
1つ目は、木材本来の独特の色ツヤが出ること。2つ目は、木に粘りが出るため木の100%の力が発揮され、曲げに強くなること。そして、3つ目は自然な香りを保てることだ。機械乾燥では損なわれてしまう無垢材の良さをそのままに、耐久性の高い住まいをつくるために自然乾燥は欠かせない。
さらに同社では、構造においてとくに重要な土台と柱に、自然乾燥をさせた国産ひのきを使用する。ひのきは、日本で昔から寺社仏閣に使われてきた木であり、他の木とくらべ非常に強い。また、防虫・抗菌作用があり、湿気にも強いといわれることから、最高級レベルの木材だ。一生の住まいとして長く住み継ぐために、レベルの高い基本仕様を提供している。
ずっと変わらぬ顔ぶれ、安心の「ワンチーム」
じっくりと月日を重ね、自然乾燥させた無垢材を生かした家づくりをするのが、熟練の大工たちである。一つひとつの木材の状態を確認し、その木が持つ特徴や個性を見極め、これまでの経験をもとに10年後、20年後の変化も計算しながら、適材適所な場所へと配置していく。
そして、同社では基礎工事から自社のベテラン大工たちが携わる。施工によって差がでることなく、常に高いクオリティを提供。50年以上同社で勤める棟梁を始め、長く勤める変わらないスタッフたちが責任を持って基礎から完成までを受け持ってくれるのだ。
想いをカタチにする自由設計
「さとう家」は、決められたパターンはなく、全てが自由設計。一般的な工務店では、いくつかのパターンの中から依頼者の希望に近いものを選び、修正を加えていくのがほとんど。しかし同社では、設計部門を外部の設計事務所と協力関係を結び、一級建築士が担当する。そのため、思い描いた理想の家を自由に建てることができるのだ。
そして、無垢材を使ったオーダーメイドの家というと、予算も気になるところ。これまでの豊富な実績から、依頼者が無理のない範囲で理想の家づくりができるように、引き算のアイディアを提案することも大事にしている。
おわりに
家づくりを一筋に、ここ新潟の土地で歴史を刻んできた同社。見えないところも一切手を抜かない仕事をし、職人たちの技術と知恵を惜しみなく注ぐ。
住宅祭では、普段は見ることができない、建物完成前の構造体も展示予定。
ぜひこの貴重な機会に、「さとう家」に一歩足を踏み入れた瞬間に感じる「木の香り」、「居心地の良さ」「無垢材の肌触り」と併せて、自身の目で見て肌で感じてほしい。
【佐藤住宅建設有限会社】
〒950-0034 新潟市東区浜谷町2丁目5-17
025-275-1047
sato-jk@atlas.plala.or.jp
営業時間 9:00~17:00
日曜、祝日定休
https://sato-jk.com/home.php
【サン・クレーク船江町住宅祭】
この秋、新潟市東区に全58区画のBIG TOWNが誕生!
詳しくは特設サイトで
https://www.niikei.jp/sunclayku-funaecho/
本記事は佐藤住宅建設有限会社の提供によるものです