新潟県阿賀野市、新型コロナの緊急対策を実施
新潟県阿賀野市は27日、市議会臨時会において、新型コロナウイルス感染症の緊急対策を盛り込んだ補正予算を可決したと発表した。一般会計補正予算額は1億3,678万7,000円で、補正後の予算額は264億7,824万2,000円となる。なお歳入については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億1,962万7,000円などを計上している。
補正予算の主な内容は3つ。1つ目は、PCR検査費用への助成。基礎疾患を有する人や65歳以上の高齢者のPCR検査費用に対して、1検体あたり1回2万円を上限とし、1人2回を上限として助成する。予算額は3,432万円。
2つ目は、五頭少年自然の家整備。新型コロナウイルス感染症予防対策として、衛生環境や通信環境を整備する。予算額は5,800万円。
3つ目は、ネット見本市による販路拡大。市のホームページにおいて、分野別に市内事業所の食品、商品、製品をインターネット上で紹介する。予算額は200万円。
その他、感染防止対策として、洋式トイレへの改修や自動水栓に交換する工事費、非接触型体温自動検知の購入費等を計上している。