佐渡一番寒ブリを食べる会が開催
佐渡一番寒鰤を食べる会が28、29の両日、新潟市中央区の万代シルバーホテルで開催された。「新潟県内の人がもっと佐渡に訪れてほしい」という思いから、佐渡を愛する会(会長=有限会社味彩・伊藤哲夫代表取締役)が開催したもので、参加者は一番寒ブリを堪能していた。
開会式で渡辺竜五佐渡市長は、「今年の一番寒ブリは遅く、ギリギリまで寒ブリが上がらず開催も危ぶまれていたが、2、3日前にようやく一番寒ブリがあがって無事開催できたことを喜ばしく思う。こうしたことは、世界規模の環境問題との密接な絡みもあるので、食料としてブリを考えるだけでなく環境保全もしっかりと考えていきたい。しかし、まずはどこよりもブリよりも美味い佐渡ブリを皆様に堪能してもらいたい」と話した。
またステージ上で一番寒ブリの解体ショーが行われたほか、佐渡ゆるキャラのブリカツくんが登場するなど、ブリの魅力溢れる会となった。
佐渡の寒ブリは新潟県の名産品で、11月から1月にかけてとれ、脂の乗った丸い魚体は、脂も多く、とろけるおいしさがある。また日本海を南下することで、荒波にもまれた身は締まりも色艶も良いという。