新潟県燕市の鈴木力市長が定例会見
新潟県燕市の鈴木力市長は30日に定例会見を開き、来年度の燕さくらマラソン大会や商店街活性化事業などのイベントを発表した。
また、「広報つばめ」12月1日号の発行に際し配布される「燕応援フェニックスクーポン 第2弾」について、「市民の皆さんお待ちかねだと思うが、前回使用した店とは別の店舗で活用するとより幅広く経済効果が行き渡ると考えている」とコメントした。
今回の発表に関しては以下の項目の通り。
主な項目
「第32回燕さくらマラソン大会」の申込受付開始
大河津分水100周年に向けて高校生が桜を植林
子育てコンセルジュ第1期生の任命式開催
アートで商店街活性化
新潟工科大学との包括連携協定締結を記念したセミナー
「第32回燕さくらマラソン大会」の申込受付開始
2021年度「第32回燕さくらマラソン大会」の受付が開始された。開催日は2021年4月17日、参加申し込み期間は2020年12月1日から2021年2月15日まで。場所は大河津分水さくら公園で、参加資格は小学生以上の制限時間内に完走可能な人。
2020年の同大会は新型コロナウイルス感染拡大の観点から、参加者の安全確保のため中止となっていた。2021年大会では、全種目での定員設定やハーフコースの変更(日本陸上競技連盟非公式コース)など感染症対策を講じた上での開催となる。
大河津分水100周年に向けて高校生が桜を植林
つばめ若者会議の高校生プロジェクト「燕市役所まちあそび部」と、株式会社伊藤園が全国的に活動を進めている「わたしの街の未来の桜プロジェクト」がコラボレーションし、2022年に通水100周年を迎える大河津分水周辺に桜の苗木を植樹する。
12月12日に大河津分水さくら公園にて、伊藤園から寄贈されたさくらの苗木をまちあそび部のメンバーが植樹する。植樹式は、まちあそび部メンバーの高校生が企画・進行するという。
子育てコンセルジュ第1期生の任命式開催
燕市は今年から、子育て支援センターなどの職員を対象とした「子育てコンセルジュ育成事業」に取り組んでおり、研修を修了した職員20人を「子育てコンセルジュ」第1期生に任命する。任命式は、12月22日16時から、燕市役所にて行われる。
「子育てコンセルジュ」は妊娠や出産、子どもの発達など子育てに関する相談、悩み事に対応するとともに、必要に応じて相談者を関係機関へ繋ぐ役割を担う。今回任命されるコンセルジュは、市内9箇所の子育て支援センターのほか、児童館などに配置される予定である。
アートで商店街活性化
燕市に移住し商店街を盛り上げている若者が中心となって活動している「まちなかにぎわい創出懇談会」では、商店街の活性化を図るため、昨年に続き「Tsubame Art Street」を開催する。燕市宮町の商店街約30店舗と県内で活躍するクリエイター&デザイナー集団「クリエイターユニット401」の協力のもと、12月6日から同商店街周辺と燕市役所にアート作品の展示とスタンプラリーを設置する。
また同時に、商店街の空き店舗・空き家を利用したミニマルシェも開催。市内外のハンドメイド作家による雑貨や衣料品の販売や、キッチンカーによる飲食店が出店する。
新潟工科大学との包括連携協定締結を記念したセミナー
燕市と新潟工科大学は7月30日に包括連携協定を締結したことを記念し、産業界向けの特別セミナーを開催する。セミナーでは同大学の特徴や最新の研究事例を紹介するほか、低環境負荷なものづくり技術をテーマにした基調講演が行われるという。
開催日時は12月17日14時から、会場は燕市中央公民館。15時から開始予定の基調講演は、DMG森精機株式会社AM部のブルーメンシュテンゲル健太郎部長を招き、アクティブマニュファクチュアリング(金属を積層して様々な形状を作り出す加工方法)についての講演が開かれる予定。申込は、燕市公式webサイトの「かんたん申込」、または申込書を記入の上、燕市産業振興部商工振興課までFAX・メールで可能。
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