阿賀野市の瓢湖で採取された環境試料(糞便)から、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出
新潟県は30日、環境省が実施している調査において、阿賀野市の瓢湖で採取された環境試料(糞便)から、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出(陽性)されたと発表した。
16日、瓢湖で環境試料(糞便)を採取し、18日に動物検査所で遺伝子検査を実施した結果、A型インフルエンザウイルス遺伝子の陽性反応が出た。さらに30日の国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門が確定検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出された。
新潟県は今月25日、環境省が実施している調査において、阿賀野市の瓢湖で採取された環境試料(水、16日に採取)から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出(陽性)されたと発表。同日、環境省では、採取地点の半径10km以内を野鳥監視重点区域に指定している。
なお環境試料(糞便)と環境試料(水)は同一の場所で採取している。