県の鳥インフルエンザの緊急調査、異常は確認されず

新潟県は、環境省が実施している調査において阿賀野市の瓢湖で採取された環境試料(水)から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて、26、27の両日緊急調査を実施した。
 
県では、環境省が指定した野鳥監視重点区域内(採取地点の周辺10km圏内)にある渡り鳥の飛来地など10か所において、野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査などを実施したが、野鳥の大量死などの異常は確認されなかったという。

なお、27日に死亡野鳥2羽を回収したが、簡易検査で陰性を確認している(現在、国立環境研究所で遺伝子検査を実施中)。

県では今後も野鳥監視重点区域における野鳥の監視を継続するほか、県内すべての養鶏農場への注意喚起を継続していく。

県は今月25日、環境省が実施している調査において瓢湖で採取された水から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出(陽性)されたと発表している。

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