パチンコ・スロットマシン販売などの株式会社オーケーエー(新潟市中央区)が破産申請、負債総額は約40億円の見込み
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社オーケーエー(新潟市中央区、設立1992年2月3日、資本金500万円、金子勝浩社長、従業員15人)は1日までに事業を停止し、築留康夫弁護士(西村あさひ法律事務所、東京都千代田区)に一任して破産申請の準備に入った。負債総額は約40億円が見込まれる。
オーケーエーは、パチンコ・スロットマシンの販売、部品・備品販売、メンテナンスを手掛け、新台のほか、中古台も取り扱い、新潟県内のパチンコホールほか、群馬県や長野県、東京都などにも顧客を形成し、ピークと見られる2020年1月期は21億8,738万円の売上高を計上していた。
しかし、コロナ禍の影響でパチンコホールの集客が低迷し、2021年1月期の売上高は15億9,661万円に減少し、新型コロナ融資の調達などで凌いでいた。ただ、2022年1月期においても好転の兆しは見られず、売上高は15億5,600万円の計上にとどまり、損益も赤字の状態にあった模様。また、財務内容も実質債務超過に陥っていたことから資金繰りも限界に達し、今回の事態に至った。
新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは51件目となる。