新潟薬科大学が系列校の新潟医療技術専門学校(新潟市西区)への新学部の設置と名称変更を発表

新潟薬科大学(新潟市秋葉区)は4日、2023年度に系列校の新潟医療技術専門学校(新潟市西区)への新学部の設置と、同校を「新潟薬科大学附属専門学校(仮称)」へ名称変更し大学と一体的に運営していくことを発表した。

新潟薬科大学を設置する学校法人新潟科学技術学園では、「事業に関する中期的な計画」における重点施策として、「学部の改組や学科等の名称変更、収容定員及び教員数の適正化、系列校との連携、並びに既存の人的資源及びキャンパスを活用した新学部等の設置」を掲げて検討を進めていた。

その結果、2020年11月25日に開催された学園理事会において、2023年度に系列校の新潟医療技術専門学校の一部学科を発展させ、「看護学部看護学科」および「医療技術学部臨床検査学科」(いずれも仮称)を設置することを柱とした骨格事項を決定した。理事会と同日に新潟薬科大学に「新学部設置準備室」を発足させ、今後設置に向けた調査・準備を本格化させていくという。また、新学部設置と同時に、同校を「新潟薬科大学附属専門学校(仮称)」に名称変更のうえ、大学と専門学校を一体的に運営していく予定である。

以上の計画により、新潟薬科大学は、現在の「2学部3学科大学院2研究科」の構成から、「4学部5学科大学院2研究科、加えて、附属専門学校1校」の構成となり、大学単体としても収容定員2,000 人を超える規模を目指していくという。

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