昭和木工(新潟県見附市)が、雪国を象徴する「ぶな」の樹皮などを使った「ぶな鉛筆」を12日に発売
木製建具・家具の製造・販売する昭和木工有限会社(新潟県見附市)は12日、創業70周年記念の第一弾として「ぶな鉛筆」の販売を始める。12日に創業70周年を記念してオープンするショールーム「にいがたどまんな館」で販売する。価格は1本2,600円。
新潟県魚沼市、三条市、長岡市にまたがる守門山南麓の大白川のブナ材を使ったオリジナル商品を開発・展示・販売することによって、ブナ材やブナ林の魅力、雪国にいがたの魅力を多くの人に広く発信し、地域の活性化に貢献したいと考え、ショールームの開設と新商品の杯発・販売に取り組むことにしたという。
使用するブナ材は、大白川の間伐材のブナの樹皮のモザイク模様をそのままに鉛筆に加工している。握った感じが野性的かつ優しく、森のやすらぎを感じることができるという。
今後、樹皮を使用した残りの材を加工した伝統的な雪国の除雪具「コスキ」やぶな額、テーブルなど、さまざまな商品開発を行い、にいがたどまんな館での展示および販売を行っていく。
なお、にいがたどまんな館では製品の展示・販売に加え、ドローンで撮影したブナ材の魅力や同社のモノづくり技術を編集したオリジナル動画をみることができるという。
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