新潟県の燕三条地場産業振興センターで、地域企業の直売展や全国各地の味覚を集めた感謝祭が開催中
新潟県の燕三条地場産業振興センターでは4日から6日まで「燕三条じばさん感謝祭2020」を開催している。「感謝祭」では北海道の味覚市や、全国の地場さんセンターからの出品のほか、燕三条の企業の直販や包丁研ぎなどの体験ブースも設置する。
今回のイベントは毎年開催されていた「燕三条じばさん年末年末フェア」を改題したもので、新型コロナウイルス感染症予防対策を取りながら、今治や久留米など全国各地15の地場産業振興センターのブースと、北海道からの味覚市を出店している。
北海道の味覚市に関連し、新潟から小樽、苫小牧への航路を運営する新日本海フェリー株式会社が初出店。オリジナルグッズの販売や旅行パンフレットの配布を行った。今回のイベントに関して新日本海フェリー新潟支店の勝見明彦営業課副長は「新型コロナウイルスの影響でフェリーの乗客数も減っている。今回のイベントで北海道の味覚を楽しんでいただくと共に、新潟からの航路の認知度を上げてコロナ禍終息後の需要喚起に繋げていきたい」と期待を語った。
5日6日には、県央地域を中心とした7箇所の道の駅からの出店と、弥彦、岩室、田上の観光協会のPRコーナーも設置する。さらに、株式会社藤次郎や諏訪田製作所といった燕三条を代表するメーカー15社による直販コーナーや、企業が主催するものづくり体験ブースといった燕三条特有のイベントも注目だ。
各日先着プレゼントも配布され、4日には先着100人に配られる「薄皮大福」を求め、9時30分のオープン前から地場産センター内に列が作られていた。5日6日には、10時から先着100名にもつ煮のふるまいがあるという。
【地図 燕三条地場産業振興センター】