株式会社有沢製作所(新潟県上越市)が2023年3月期第1四半期決算(連結)を発表、増収も原材料価格の高騰を受け営業利益は減少
株式会社有沢製作所(新潟県上越市)は4日、2023年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。
売上高113億2,162万3,000円(前年同期比5.0%増)、営業利益7億583万5,000円(前年同期比31.7%減)、経常利益11億7,734万4,000円(前年同期比11.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益11億6,736万8,000円(前年同期比50.2%増)だった。電子材料の売上が堅調であったことから増収だったものの、エネルギー費や原材料価格の高騰を受け営業利益は減少した。また、経常利益は為替差益などにより増加した。
各セグメント別の業績は次の通り。
電子材料
フレキシブルプリント配線板材料の販売が堅調に推移したことなどにより、売上高は77億6,500万円(前年同期比1.3%増)、セグメント利益は7億1,500万円(前年同期比25.4%減)となった。
産業用構造材料
水処理用RP製圧の販売が増加したことなどにより、売上高は17億4,800万円(前年同期比7.4%増)、セグメント利益は8,100万円(前年同期比52.8%減)となった。
電気絕縁材料
インフラ関連向けの販売が堅調に推移したことなどにより、売上高は6億2,500万円(前年同期比5.7%増)、セグメント利益は4,000万円(前年同期比25.8%減)となった。
ディスプレイ材料
3D関連材料の販売が増加したことなどにより、売上高は10億9,300万円(前年同期比42%増)、セグメント利益は2億6,200万円(前年同期比27.7%増)となった。
その他
売上高は8,700万円(前年同期比32.9%減)となった。