ル レクチエ出荷最盛期 12月7日(月)【(株)佐渡テレビジョン】
現在、JA羽茂おけさ柿選果場でル レクチエの選果作業がピークを迎えています。
ル レクチエは西洋梨の中でも栽培が難しく生産量が少ないことから「幻の西洋なし」とも呼ばれ、その甘く芳醇な香りが特徴です。
日本国内ではル レクチエの8割以上が新潟県で生産されていて、羽茂ル レクチエ生産組合は、26軒の農家が加盟し、4.6ヘクタールの畑で栽培を行っています。
今年は気温の変動など気象の条件が栽培には厳しいものでしたが、出荷量や品質に影響はなかったというです。
JA羽茂によると出荷量は例年と変わらず年間90トンの出荷を目標にしていて、今日までに60トン以上が出荷されました。
今年の県の品評会では入賞した14人のうち半分が羽茂の生産者で占め、最優秀賞の県知事賞を羽茂上山田の金子雅和さんが受賞するなど、今年の羽茂のル レクチエは近年で一番の品質になったそうです。
ル レクチエの選果は19日までフル稼働で行われ、県内を中心に、東京や長野にも出荷されます。