マルタカ建設(新潟市秋葉区)、12月3日までに事業を停止

株式会社帝国データバンク新潟支店によると、(株)マルタカ建設(資本金500万円、新潟市秋葉区、従業員1名)は12月3日までに事業を停止し、事後処理を齋藤裕弁護士(新潟市中央区、さいとうゆたか法律事務所)に一任した。今後は任意整理を行う予定。

同社は、2008年(平成20年)9月創業、2013年(平成25年)9月に法人改組した。新潟市内の同業者からの下請け受注として、道路補修工事や排水工事など小口の土木工事を手がけ、2017年4月期には年売上高約6,800万円を計上していた。

しかし、近年は得意先の受注量減少などから当社の売上も低水準で推移し、2020年4月期の年売上高は約5,300万円にとどまっていたことに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響により受注が急減。取引先への支払いが困難となったことから事業継続を断念、今回の事態となった。

負債は債権者約19名に対し、約7,800万円。

なお、新潟県内の新型コロナウイルス関連倒産は11件目。

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