新潟薬科大学の連携によるまちなか活性実行委員会が開催
「まちなか部会」「健康部会」「里山部会」から活動報告
「新潟薬科大学の連携によるまちなか活性実行委員会」が21日、新潟薬科大学新津駅東キャンパスで開かれた。同委員会は、秋葉区役所、新津商工会議所、新潟薬科大学、新津商店街協同組合連合会(オブザーバー)で構成する、産官学連携によるまちなか活性化組織。委員会には、まちなかの賑わいと交流を広げる「まちなか部会」、食から始める健康づくりを提案する「健康部会」、里山の魅力発信と利活用に取り組む「里山部会」の、主に3つの部会があり、第2回目となるこの日は、各部会から平成30年度の活動報告があった。
「まちなか部会」では、新潟薬科大学でのキャリア形成実習が本格化し、学生の地域でのボランティア活動の講義が定着。区内で31の事業やイベントへの参加を通し、良き社会人として育つ実践演習になっているという。また「健康部会」では、新潟市の調査で「秋葉区が血糖値の値が最も高い」との結果が出たことを受け、地域の飲食店に向けた健康食の講習会や、コミュニティーセンターでの住民と連携した健康セミナーを行なってきた。「里山部会」では、秋葉里山を生かしたにぎわいづくりとして、「花と遺跡のふるさとフェスタ」や、「コスプレガタケットin石油の里」などのイベントを開催し、今までとは違った客層の取り込みに力を入れてきた。
今後は、ますます地域の連携を強化し、産業化への挑戦も視野に入れているという。