新潟市中央区で「新潟県担い手経営発展推進大会」が開催、次世代の農業経営者が表彰
新潟県担い手育成総合支援協議会は8日、ANAクラウンプラザホテル新潟(新潟市中央区)で、新潟県担い手経営発展推進大会を開催した。農業経営の改善や次世代の担い手育成などに取り組み、優れた実績を上げた農業経営体などに対する表彰を実施しており、令和4年度は10人の受賞者が決定し、表彰された。受賞者の選考は、新潟県と新潟県農業協同組合中央会などの県内の有識者が審査を行い、決定した。
優良認定農業者の部の受賞者は以下の通り。
経営改善部門の知事賞は、有限会社盈科(えいか・新潟市南区)。一般社団法人新潟県農業会議会長賞は、株式会社ファーロ(新潟県柏崎市)。新潟県農業協同組合中央会会長賞は、田口正一(新潟県長岡市)。
生産技術革新部門の知事賞は、株式会社そうえん(新潟県新発田市)。
6次産業化部門の新潟県農林公社代表理事賞は、有限会社内山農産(新潟県上越市)。
販売革新部門の知事賞は、株式会社鬼や福ふく(新潟県津南町)。新潟県農林公社代表理事賞は、農事組合法人一日市ひかり農産(新潟県魚沼市)。
働き方改革の部の知事賞は、有限会社 アシスト二十一(新潟県新発田市)。
むらづくりの部の知事賞は、三箇地区都会との交流を進める会(新潟県津南町)。
農福連携の部の知事賞は、特定NPO法人支援センターあんしん(新潟県十日町市)。
優良認定農業者・経営改善部門で知事賞を受賞した有限会社盈科(えいか)の児玉智志代表取締役は「素直に嬉しい。さらに上を目指して頑張りたいと思う」と話した。続けて、「俺らの経営はしっかり働ける場を作ること。そこで女性や男性が活躍できるチャンスをいっぱい作るのが、俺たち経営者の仕事だと思っている」と語った。