岸田文雄首相の内閣改造を受け、与野党の新潟県内選出国会議員がコメント

国会議事堂

岸田文雄首相は10日、就任以来初となる内閣改造に臨み、第2次岸田改造内閣が発足した。19閣僚のうち9人が初入閣し、5人が留任となった。

今回の内閣改造について、新潟県の花角英世知事は10日午前の定例会見のなかで「強力な布陣で、安全保障や物価高騰などさまざまな課題に対する、政府の政策を遂行していただきたい」と話し、「新潟県としては、地方創生に力を入れてもらいたい思い。岸田内閣は発足移行、デジタルをキーワードとしている。地方での暮らしやすさにとって、デジタル技術の活用は切り札となる」と語った。

自由民主党の細田健一衆院議員は、「エース級の方々を重要なポストに配置した重厚な布陣。エネルギー問題、電力需給などの問題、中小企業や地域経済の活性化にも力を発揮していけると思う」と評した。また内閣改造の時期が前倒しされたとの見方があるが、「個人的には、総理は元からこのタイミングでの内閣改造を考えていたと思う。私も、国会終わったらすぐにやればいいと考えていたので、違和感はない」と話した。

一方で、立憲民主党の梅谷守衆院議員は「今回の内閣改造は旧・統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題に対するものだとされているが、(今回も)安倍派の登用がかなりある。反社会的団体と政治の関係がまだはっきりしないうちに、繋がりのあった人間を登用しているところを見ると、本当にこの問題と向き合ったのか訝しく思う」と指摘する。その上で「今の日本は物価高対策から外交安全保障など多くの課題があり、国内で揉めている暇はない。与野党関係なく前向きな議論をして、未来につながる内閣であることを期待する」と話した。

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