亀田製菓(株)の「亀田の柿の種(宇宙食)」が国際宇宙ステーション(ISS)に到着
2017年に米菓で初めてJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙日本食認証を取得した「亀田の柿の種(宇宙食)」が12月8日、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。
亀田製菓株式会社(新潟市江南区)は2014年、「亀田の柿の種」を宇宙日本食にするための開発をスタート。同社の100%子会社である尾西食品株式会社の「アルファ米」が2007年に宇宙日本食に認証されたことを受け、亀田製菓でも宇宙食の開発をしてみたいという入社2年目の女性社員の発案からスタートしたという。
16年には「亀田の柿の種」の発売50周年を記念し節目の挑戦としてプロジェクトが立ち上がり、社内のエキスパート11人をプロジェクトメンバーとして招集。その後、構想開始から3年の研究・開発期間を経て、2017年8月7日に米菓で初めて宇宙日本食の認証を取得した。
宇宙日本食に認証された食品は、「亀田の柿の種(宇宙食)」を入れて45品目あるが、米菓で認証されているのは「亀田の柿の種(宇宙食)」だけという。