「サラリーマン海外プロサッカー選手」利根幸進氏が、新潟経営大学で若手アスリートに対しお金に関する講演
12日、新潟経営大学にて、日本初の「サラリーマン海外プロサッカー選手」として活動している利根幸進氏(39)が、外部臨時講師として講演を行った。なお新潟経営大学には、スポーツマネジメント学科があり、実力ある若手アスリート達が多く在籍している。今回の講演は体操競技部の活動の一部として実施した。
利根氏は、愛知県名古屋市出身。順天堂大学卒業(健康学科、サッカー部所属)。現在、外資系製薬会社に勤務しながら複数法人の代表も務める。また、海外を含め多くの不動産を有するオーナー。37歳の時に、グアムサッカー1部リーグ「Rovers」とプロ選手契約し、同時に「Rovers」のテクニカルディレクターも兼任している。更に来年5月には、タイのフットサル2部リーグ「YFA WARRIX SRIRACHA FC」とプロ契約する予定だ。
講演は、スポーツだけになりがちな学生に、お金の仕組みやスポーツとの関わりについて理解を深めてもらうことを目的に開催した。
講演で利根氏は学生に対し、「大きな夢を持ってもらうこと、時間を大切にしてもらうこと、お金に対するリテラシー、夢の叶え方」など、多岐にわたってレクチャーした。また、「人生100年時代です。しかし、うかうかしていると人生はあっという間に終わってしまいます。みなさんには、大きな夢を持って人生を豊かに過ごして欲しいです」と述べた。
さらに続け、「人生100年時代で必要な3つの資産は、生産性資産(お金を稼ぎ続ける力)、活力資産(人生を豊かにする力)、変身資産(自ら変化する力)です。この3つの資産をどう育てて楽しんでいくかを考えていただきたい」と話した。
最後に、「僕から3つのメッセージがあります。1つ目は、他人と比較せず、大きな夢を持って生きてください。2つ目は、それを毎日意識して行動して欲しいです。最後に、諦めないことです。失敗しても大丈夫なのでどんどんチャレンジして欲しいです」と語った。
講義後学生から、「何か投資をはじめてみたいのですが、元手はどのように作ればいいですか」などの質問も挙がり、利根氏は丁寧にアドバイスを送っていた。