3年ぶりの真夏の成人式、新潟県妙高市で「令和4年度二十歳のつどい」が開催
「令和4年度二十歳のつどい」実行委員会(事務局・妙高市生涯学習課)は14日、「令和4年度二十歳のつどい」を妙高市の妙高文化ホールで開催した。
昨年はコロナ禍のため11月に開催したが、1月の「成人の日」は、妙高市では雪で覆われ実施が大変なことや、対象者が帰省で参加しやすいこから、例年夏に行なっていた。今年の夏の開催は3年ぶりとなる。
妙高市の入村明市長は「本日の開催にあたり、新たな出発点に立ち、それぞれの夢や希望を胸に決意を新たにされていることと思う。雪国妙高で培われた思いやりの精神、助け合いの心を胸に止めながら、その若さを活かし、何事にも果敢に挑戦していくことが重要だ。そして、自分の選んだ道には責任と自信を持って進んでほしい」と式辞を述べた。
また、新潟県の花角英世知事、横尾幸秀新潟県議会議員などの祝電も披露された。
新成人を代表して、横山弘汰さんは「設計士の父親に憧れて、現在専門学校で二級建築士を目指して勉強しているが、建築の難しさを痛感している。来年から施工管理技士として、新潟市の建設会社に就職する。20年間支えてくれて、いつも私の選択を尊重してくれた両親には感謝しきれない。この気持ちは言葉と行動で示していきたい」と挨拶した。
当日は新成人163人が参加し、記念写真を撮ったり、久しぶりに再会した仲間と歓談を楽しんだりしていた。