新潟県燕市と三条市で新たに計2人の新型コロナウイルス感染患者を確認、県は新たなクラスターの可能性も検討
新潟県は14日15時、燕市と三条市で県内404例目から405例目となる新型コロナウイルス感染症患者が2人確認されたと発表した。2人とも、13日に確認された397例目患者の濃厚接触者となる。
404例目は燕市在住で会社員の20歳代男性。13日に発表された397例目患者の会社の同僚で、濃厚接触者として12日に検体採取、13日に陽性が判明した。症状は無症状で、12日まで出勤していた。
405例目は三条市在住で団体職員の70歳代女性。404例目と同様に、397例目患者の濃厚接触者として調査されており、12日に検体採取、13日に陽性が判明した。症状は無症状。405例目は、397例目患者の会社へ出入りしており、12日まで出勤していた。
行動歴や接触者・濃厚接触者は現在調査中である。
12日に確認された387例目患者から始まる会社関連の感染者は本日の2人を含めて計5人。新潟県健康対策課の中山均課長は「クラスター認定は、感染状況の全体像を確認し専門家の意見を聞きながら検討するが、現時点ではクラスターの可能性が高いと言える」と話した。
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