国の特別天然記念物に指定されているカモシカの撮影に成功。新潟県十日町市。

国の特別天然記念物に指定されているカモシカ(ニホンカモシカ)の撮影に今春、新潟県十日町市の景勝地・清津峡トンネルで成功した。清津峡トンネルを取材で訪れた「にいがた経済新聞」の記者がスマートフォンで撮影した。

カモシカは、北海道と中国地方を除いた本州、四国、九州の山地丘陵地帯に生息する日本の固有種。撮影に成功したカモシカは丸い体型をしており、清津峡の崖に現れ、崖の上に登って行った。

カモシカを保護している石川県のいしかわ動物園の担当者は動画を確認し、「カモシカに間違いないと思う。成獣だが、雌雄は不明だ」と話した。

新潟県文化課文化財係の担当者は「清津峡の地域は場所によっては保護地域になっているが、保護地区以外でもカモシカは存在する。里に下りてきたカモシカが衰弱したり、用水路に落ちたりして死亡するケースも出ている」と話していた。

崖の上を登るカモシカ(YouTubeショート動画より)

(文・撮影 梅川康輝)

 

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