新潟県が大雪を受けて災害対策本部を設置するとともに関越自動車道への陸上自衛隊派遣を要請
新潟県は14日から続く大雪を受けて、17日14時26分に、花角英世知事を長とする「大雪に関する新潟県災害対策本部」を設置した。また同時に、関越自動車道における滞留車両の解消およびドライバーの安全確保のため、陸上自衛隊新発田駐屯地司令へ対して派遣を要請した。
今回の自衛隊派遣は自衛隊法83条の規定に基づくもので、自衛隊は関越自動車道の南魚沼地域振興局管内にて、物資の補給や安否確認などの活動を行うという。
また県は同日、南魚沼市と湯沢町で、大雪により高速道路の渋滞で道路上に取り残された多数の車両の運転者などに救助が必要となっていることから、南魚沼市と湯沢町に災害救助法を適応した。これにより、救助に要した費用は国と県が負担することとなる。
【関連記事】
新潟県が大雪に関する警戒本部会議を開催(2020年12月17日)