上越市の新水族館、平成30年春のオープンめざし建設工事が進行中
今年5月に着工した上越市新水族博物館の新築工事が、平成30年春のオープンを目指して進行中だ。総事業費は約113億円。設計は日本設計。施工は大成建設、田中産業、高舘組のJV。工事は現施設の隣接敷地で進められている。
実施計画によると、新施設は地上3階建の延べ床面積8500平米。現施設の延べ1600平米に比べ格段にスケールアップする。目玉となる大回遊水槽の水量も、現在の約720㌧から1100㌧に拡大される。
現施設は昭和55年に竣工した築36年の建物。老朽化が進む中、この間に大規模な改修は一度も行われておらず耐震性も現行基準を充足していないことから、平成18年に検討委員会が発足し改築計画が遡上に上った。
その翌年には市財政悪化の影響で計画は一旦白紙となるものの、北陸新幹線開通による集客効果が期待されることから平成23年に再び計画が動き出した。
昨年(平成27年)から指定管理制度を導入し、株式会社横浜八景島が指定管理者となっている。