大渕代表職務代理兼幹事長、新潟市長選候補擁立は「引き続き検討していく」立憲民主党新潟県連が常任幹事会を開催
立憲民主党新潟県連は28日、新潟市内において常任幹事会を開催し、10月の新潟市長選や来年の統一地方選への候補擁立についてなどを協議し、急ピッチで進めて行くことを確認した。
常任幹事会は冒頭の挨拶後、非公開で行われた。終了後に大渕健代表職務代理兼幹事長が取材に応じ、10月に迫った新潟市長選挙について説明した。西村智奈美党代表代行から新潟市長選について各総支部長との話しをとりまとめた報告がなされたものの、党の方針は示すには至らなかった。新潟市長選への候補者の擁立について大渕代表職務代理兼幹事長は「引き続き、検討としか言えない」と話した。
また、新潟市長選への候補擁立を目指したい考えかとの質問に対し、「新潟市長選であれば新潟市政の問われるべき争点を示して、選択肢を有権者に示していくのが政党の役割だと思っているので、選挙は行うべきだという基本的な考え方は持っている」(大渕代表職務代理兼幹事長)と話した。
一方、2023年の統一地方選については、候補擁立を急ピッチで進めて行かなければならないという事を確認した。大渕代表職務代理兼幹事長は、「本来であれば、一年前の時期のなかで進んでいくところではあったが、知事選や参議院選挙など大型選挙が続く中で、(候補擁立が)遅れ気味なので急ピッチで進めて行きたいという確認をしたところだ」と説明した。
また、10月に開催する予定となっている第4回定期大会は、この日は日程の決定には至らず、今後日程調整した上で決定することとなった。
(文・撮影 中林憲司)
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