立憲民主党新潟県連が常任幹事会及び連合新潟との第1回定期協議会を開催
立憲民主党新潟県連は20日、新潟市中央区で第2回常任幹事会と連合新潟との第1回定期協議を開催した。常任幹事会には、同党新潟県連代表で、衆議院議員(新潟1区)の西村智奈美氏や、同県連副代表で、参議院議員の打越さく良氏を始めとする県連幹部が出席。続く連合新潟との第1回定期協議では、連合新潟会長の牧野茂夫氏を始めとする連合新潟幹部が出席した。
常任理事会で、次期衆議院選挙の選挙対策本部を設置し、本部長に西村智奈美氏、また他の副代表が副部長に就任した。また、新潟連合との協議会でも選対本部を設置したことを伝えたという。
会合終了後、西村氏は、「新潟6区の候補者については、第1回の常任幹事会の後、立民新潟県連の総意として梅谷守総支部長のもと、第6総支部を直ちに設置していただきたい旨を、改めて(党本部の)平野博文選挙対策委員長に要請している」と話した。
現在、立憲民主党新潟6区の公認候補(第6総支部長)は、県連の推している梅谷守氏と、党本部の一部幹部が推す風間直樹氏のいずれになるかは決定していないが、県連の要請について、平野選挙対策委員長は12月中には決定したいと話したという。また連合新潟の牧野会長は、「連合本部には推薦申請をあげているが、連合新潟でも梅谷氏で推薦を決めている」と話した。
また共産党の平あや子氏と、国民民主党の高倉栄氏が出馬の意向を示している新潟2区について、西村氏は「候補の一本化のために努力はしているが、なかなか結果が出ないこともあって、(本来、党本部の決定事項だが)東北レベルでの調整は可能か、平野選挙対策委員長に要請している」と話した。
なお2区の候補者調整については、関係者によると、11月15日にユニゾンプラザで行なった野党間協議の場で社民党の小山芳元氏から出た提案(立憲民主党が仲介に間に入り、候補者調整を行っていく)を受け、11月22日に西村事務所で、立憲、共産、国民で会議を行なったという。参加者は立憲民主党県連会長の西村氏、立憲民主党県連幹事長の大渕健氏、日本共産党新潟県委員会委員長の樋渡士自夫氏と書記長、国民民主党新潟県連会長の高倉栄氏。西村氏から『世論調査をやって高い方を候補者にしたらどうか』と提案するも、共産、国民ともに賛成しなかったという。ただし、2区は決裂とはしないということで纏まったという。また、今後の開催についての話は浮上しているが、現状、前進する材料がないこともあり、そのままになっているという。