新潟市長会が花角英世知事へ来年度の県の施策と予算に関する要望書を提出
新潟県市長会は24日、令和3年度の県の施策及び予算に関する要望を花角英世知事へ提出した。
提出にあたって開かれた会合には、市長会会長の久住時男見附市長、市長会副会長の田中清善阿賀野市長、大塚昇一小千谷市長、高橋邦芳村上市長、櫻井雅浩柏崎市長の5人が出席。市長会を代表して久住市長が要望書を手渡し、花角知事は受け取った際「安心安全な生活と同時に経済を回復し、地域の活力を維持できるようにしていきたい」と話した。
市長会は今回の要望で、新型コロナウイルス感染症対策についてや、原子力発電所に係る防災対策についてなど13項目を重点項目として提出。特に新型コロナ対策について久住市長は提出後の取材にて、「介護施設などでは人的問題と財政問題もあるし、いざという時に迅速に検査を受けてもらう体制の構築が課題になっている。自治体では限界もあるため、県において充実を図ってもらいたいと要望した。また、医療関係への支援や不安の払拭といった話もした」と語った。他にも、水害に係る災害対策への支援などを、県の広域行政としてバックアップが期待されている旨が伝えられたという。