新潟県糸魚川市の米田徹市長が5期目への出馬を正式表明
糸魚川市の米田徹市長は24日、糸魚川市内で記者会見を開き、来年4月の糸魚川市長選に出馬することを正式に表明した。5期目の挑戦となる。
任期満了に伴う糸魚川市長選は来年4月11日告示、18日投開票。現段階では前回同様に無所属で出馬する意向。
米田市長は「今回の出馬に関しては、コロナ禍での地域医療や地域経済の2つがポイントになった。地域医療に関しては、医師不足や看護師不足が問題になっている。地域経済については、身近に動けるのは基礎自治体が一番判断でき、行動できると思っている。これからはグローカルが重要だ。これまでの経験を活かして、新しい市長よりも私のほうが対応できる」と話した。
また、2016年の糸魚川大火については、「ハードの整備は終わった。次はにぎわいを計画の中に入れている。そこに新型コロナウイルスが起こってしまいスタートにブレーキをかけられたが、徐々に始まってきている」と述べた。
米田市長は1949年、糸魚川市出身。旧糸魚川市議を5期務め、隣接2町との合併に伴う2005年の市長選で初当選。2009年、2013年はいずれも無投票で当選し、前回の2017年は新人候補を破って4選を果たしていた。
なお、これまでに米田市長以外の立候補の動きはない。