新潟県の6つの地域で計10人の新型コロナウイルス感染患者を確認
新潟県内6つの地域で感染者を確認
新潟県は25日15時30分、胎内市、長岡市、五泉市、燕市、南魚沼市、三条市で県内476例目から489例目となる新型コロナウイルス感染症患者計10人が確認されたと発表した。内5人は三条市の高齢者福祉施設関連の感染となる。
476例目は胎内市在住で無職の90歳代女性。19日に発熱・咳の症状。20日に症状が消失したが、24日に再び発熱・食欲低下のため医療機関を受診し25日にPCR検査の結果陽性が判明した。現在は、発熱、咳、食欲低下の症状がある。介護施設などの入所者ではなく多数の接触者はいないと考えられるものの、現状感染経路は不明。
477例目は長岡市在住で無職の30歳代女性。24日に発熱のため医療期間を受診し検体を採取、検査の結果陽性が判明した。現在は発熱の症状がある。現状、既存の感染者の濃厚接触者として感染経路が確認されている。
478例目は五泉市在住で会社員の20歳代女性。24日に確認された県内461例目の濃厚接触者として検体を採取、PCR検査の結果陽性が判明した。現在は鼻閉の症状がある。
479例目は燕市在住で学生の10歳代男性で、487例目は長岡市在住で学生の10歳代男性。2人とも同じ学校に通っており、県内465例目の濃厚接触者。479例目は23日に発熱、頭痛の症状があり医療機関を受診。24日にPCR検査の結果、陽性が判明した。一方、487例目は無症状だったが濃厚接触者として検査が行われ、25日に陽性が判明した。
480例目は南魚沼市在住で十日町署に務める警察官の30歳代男性。23日に、県内452例目、長岡市の警察官の感染者の濃厚接触者として検体を採取。24日にPCR検査の結果陽性が判明した。現在は無症状。
三条の高齢者福祉施設の感染者は計16人に
484例目から489例目は、三条市の福祉施設関連の感染者。本日の発表により感染者は、職員7人、利用者9人、計16人となった。
484例目は職員の40歳代男性で、485例目は職員の50歳代女性。2人とも23日に発熱の症状があり、独自に医療機関で検査を受けた結果、24日に陽性が判明した。現在も発熱の症状がある。
488例目は施設入所者の80歳代男性。24日に濃厚接触者として検体を採取。25日に陽性が判明した。現在は無症状。
489例目は職員の20歳代男性。24日に濃厚接触者として検体を採取し、25日に陽性が判明した。現在は鼻汁、咳、痰の症状がある。
県では、新潟市の高齢者介護施設の事例を踏まえて、陰性と判定された入所者に対しても定期的に検査を行っていくという。
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