ガタ子さんが公式アンバサダーの「ニイガタニキロニュース」がまもなくスタート、新潟市が「第2回新潟市都心のまちづくり推進本部会議」を開催

令和4年度第2回新潟市都心のまちづくり推進本部会議の様子

新潟市は5日、「令和4年度 第2回新潟市都心のまちづくり推進本部会議」を開催し、都心のまちづくり「にいがた2km」における令和4年度の取り組みの中間報告のほか、これからの主なイベントの状況や「にいがた2km」特設ホームページ開設について話し合った。

令和4年度の取り組みの中間報告については、都心部の再開発促進、企業誘致の推進、歴史・文化・スポーツを通じたにぎわい創出、観光資源を活かした交流人口の拡大について、各担当部課より進捗報告を行った。

都心部の再開発促進の事業では、都市政策部より新潟駅南口西地区の開発について報告した。すでに整地工事が進んでおり、10月から建物本体工事に着手するとし、引き続き支援を行っていくと説明した。なお、マンション棟は2025年6月、オフィス棟は2026年2月竣工予定となっている。

また、企業誘致の促進事業では、デジタル・イノベーション企業立地促進補助金の取り組みについて、経済部が報告した。現在、IT系企業2社に対して補助金交付を指定し、このほか交渉中の企業6社程度とやり取りをしていると説明した。

一方、これからの主なイベントについて各担当部課より報告した。

新潟駅前の東大通では、将来的な人中心の空間の創出に向けて段階的な転換を図るため、10月1日から30日の期間、社会実験および賑わい創出イベントを実施する。

社会実験およびイベントの場所は、新潟市中央区の東大通(新潟駅前から明石通りまでの区間)で行う。車道の一部を人のためのスペースにするためのフラットな土台(パークレット)を設置するほか、歩道へのベンチやテーブルの設置、植栽などの環境整備をおこない、居心地のよい空間づくりを実施する。

加えて、歩行者交通量やエリアの渋滞状況などを調査検証する。人中心の歩きたくなる空間づくりを目指し、東大通の将来の姿を可視化することと、東大通における持続可能な利活用の可能性を、公民連携で検証する目的で取り組むという。

また、「にいがた2km」の特設ホームページとして、「ニイガタニキロニュース」を開設する。「にいがた2km」に対する認知度や理解度を高め、まちづくりへの参画意識などを目的とし、8日よりスタートする。

「ニイガタニキロニュース」は、月間訪問数111万人を記録するブログメディア「にいがた通信」で新潟の地域情報を発信し、ツイッターフォロワー数6万人以上をもつ「ガタ子さん」を公式アンバサダーとし、「にいがた2km」ニュースの執筆、掲載、告知をしてもらう。「にいがた2km」に関連する様々な取り組みや、地域情報をニュース形式で紹介する内容となるという。

閉会の挨拶で新潟市の中原八一市長は、「それぞれの取り組みがしっかり前に進んでいることが確認できた。引き続き今年度の取り組みを着実に進めていただくとともに、さらなる『にいがた2km』の魅力と価値の向上や、8区との連携強化に向けて、来年度の取り組みについて、今後当初予算編成を通じて、政策企画部、財務部とよく協議を重ねていただき、具体化に向けた検討を今後お願いしたい」と話した。

また、「これから『にいがた2km』で開催するさまざまなイベントや社会実験については、市民の皆さまをはじめ、多くの方々に知っていただき、楽しんでいただけるように、『ニイガタニキロニュース』で分かりやすくお伝えし、より親しみやすくワクワク感や期待感を持っていただけるものとなるよう進めていただきたい」と話した。

8日よりスタートする、ガタ子さんが公式アンバサダーの「ニイガタニキロニュース」

新潟市の中原八一市長

 

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【関連サイト】
ニイガタニキロニュース

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