ウイルス感染警告がパソコン画面に表示され、電子マネー5万円を払った男性の特殊詐欺(架空料金請求詐欺)被害を秋葉警察署が認知
秋葉警察署は7日、6日に特殊詐欺(架空料金請求詐欺)被害を認知したと発表した。
新潟市秋葉区在住の70歳代男性が6日、自宅のパソコンをインターネットに接続して使用中に、ウイルス感染警告の文字が画面に表示されて警告音が鳴ったため、画面に表示されたサポート電話番号に電話をかけたところ、片言の日本語を話す男に「あなたのパソコンはウイルスに感染しているのでサポートする。消去する費用として電子マネー5万円分を購入するように」などと言われ、男に指示されるままコンビニエンスストアで電子マネーを購入し、電話などで電子マネー情報を男に伝えた。その後、さらに追加の支払要求を受けたことから家族に相談して詐欺を疑い、警察に届け出た。
秋葉警察署は6日、インターネットサイトの未納料金支払い名目でATM機を操作して支払いを要求する予兆電話の相談も受理しており、電子マネーでの支払いの要求やATM機の操作を要求された時は詐欺を疑って、家族や警察に相談してほしいと呼び掛けている。