新潟県議会自由民主党議員団が令和3年度の県の予算編成に関する要望を花角英世知事に提出
新潟県議会自由民主党議員団は28日、令和3年度の県の予算編成に関する要望を花角英世知事へ提出した。
要望提出には、新潟県議会自由民主党議員団の小野峯生幹事長、楡井辰雄総務会長、小林一大政務調査会長、皆川雄二議会対策委員長が出席。要望を受け取った際に花角知事は「(意見を元に)工夫をしながら最大限対応できるところは対応していきたい。引き続き、新型コロナウイルスなどの県民の安心・安全に関する足元の対策を進めつつ、行政や組織の改革を含めた財政改革など、先を見据えた中長期的な活動を進めていきたい」とコメントした。
要望提出後、小野幹事長は「働き方改革の流れも含めて、医療体制はこのままでは、民間も公的な物も含めて保たないと我々は考えており、この課題の解決を進めていきたいと伝えた。また、県政においての財政の立て直しと投資のバランスをとっていっていってもらいたいと話した」と花角知事との面会の様子を語った。他にも、新型コロナ対策とGoTo事業に関してや、教育に関する要望も伝えられ、花角知事は課題について終始聞き入っていたという。
また、今回の要望は例年と比べて具体的な内容となっており、これに関して小野幹事長は「例年のやり方で知事へ意見を伝えるのでは遅いだろうという話となり、今回はある程度具体的な形にまとめて提出することとなった」と説明した。