新潟県佐渡市が、保育園給食の食物アレルギー事故に関し職員を戒告処分
新潟県佐渡市は28日、今年4月に佐渡市立金井保育園で小麦アレルギーがある園児が給食で小麦粉が入ったグラタンを食べて息苦しさなどを訴えた食物アレルギー事故に関し、子ども若者課職員(係長級、40歳代)と子ども若者課職員(職員、50歳代)を同日付で戒告処分にしたと発表した。
市長は報道資料の中で「このたびは、安心・安全であるべき保育園の給食において、食物アレルギー事故が発生し、園児、ご家族の心身に大きな苦痛を与えることとなってしまい、深くお詫び申し上げます。今後、二度とこのような事故が発生することのないよう、再発防止対策に全力で取り組むとともに、市行政に対する信頼回復に向け取り組んでまいります」とコメントを発表した。
市では、再発防止策として、医師を講師とした食物アレルギーに関する研修会の開催、職員配置の見直し、食物アレルギー対応給食マニュアルの見直しを実施したほか、今後も研修会などを実施していくという。