「空」を楽しむ一日、新潟空港『空の日』行事実行委員会が「空の日」記念イベントを開催
新潟空港「空の日」行事実行委員会は11日、新潟空港(新潟市東区)において、新潟空港「空の日」記念イベントを開催した。
全国各地の空港では、今月20日の「空の日」を前に記念イベントをおこなっており、国土交通省や新潟空港など、官民合同で組織する「新潟空港『空の日』行事実行委員会」は、空港への理解や関心を広く周知することを目的に、毎年9月上旬ころに、新潟空港「空の日」記念イベントを行っている。
この日のイベントでは、新潟空港ビル内や屋上送迎デッキなどにおいて、フライトシミュレーター体験や機内サービス体験、航空自衛隊新潟救援隊による「展示飛行」、新潟県警察航空隊による「レスキューデモ」など、多数の催しを行った。
モニターに映る飛行機を、操縦機を操作して操縦体験ができる「フライトシミュレーター体験」では、開始前から多くの人が列をつくり、人気を集めていた。また、屋上送迎デッキで行った「展示飛行」では、救助者を飛行機やヘリコプターで救助するデモンストレーションを行い、見学した人たちから拍手が送られていた。
空港ビル1階では、新潟市秋葉区を拠点に活動する「新津吹奏楽団」がコンサートを行った。ジブリ映画「魔女の宅急便」の曲や、松任谷由実さんの曲「ひこうき雲」など、空にまつわる曲を演奏し、訪れた人を楽しませていた。
新潟空港「空の日」行事実行委員長で、国土交通省東京航空局新潟空港事務所の山口敬人(ゆきひと)所長は、オープニングセレモニーにおいて、「このイベントは新潟県を始めとして、新潟市、新潟空港ビルディング、各航空会社の皆さま、ボランティアスタッフとして国際外語観光エアライン専門学校の皆さまなど、多くの関係者の協力により執り行われており、心より感謝します」と挨拶した。
新潟空港での「空の日」記念イベントは、9時から16時までさまざまプログラムを実施し、多くの親子連れなどで賑わっていた。
(文・撮影 中林憲司)