新潟県十日町市、新発田市、阿賀野市で野生イノシシ(計4頭)の豚熱が確認

新潟県は5日、十日町市、新発田市、阿賀野市で野生イノシシ(計4頭)の豚熱が確認されたと発表した。県内ではこれまで6市町(上越市、妙高市、五泉市、三条市、糸魚川市、阿賀町)で野生イノシシにおいて豚熱の感染が確認されているが、新たに3市で捕獲された野生イノシシでの感染が確認されたもの。県内23から26例目となる。

12月21日に十日町市二ツ屋で捕獲した2頭(2頭とも成獣、雌、体長90センチメートル)を1月5日に、中央家畜保健衛生所で検査したところ、陽性だった。

また12月27日に新発田市戸板沢で捕獲した1頭(成獣、雄、体長100センチメートル)を、1月5日に、中央家畜保健衛生所で検査したところ、陽性だった。

さらに12月29日に阿賀野市草水(成獣、雌、体長100センチメートル)を1月5日に、中央家畜保健衛生所で検査したところ、陽性だった。

なお豚熱は、豚やイノシシの病気であり、人に感染することはない。また、感染した豚が市場に流通することはないが、万が一感染した豚やイノシシの肉を食べても健康に影響はないという。

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