【独自】「南魚沼市自体の姿勢が問われる」新潟県南魚沼市での会合で米山隆一衆院議員の挨拶が外される
「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会」が主催する第4回全国シクロサミットが17日に新潟県南魚沼市で開催された。
このサミットは、全国の加盟自治体(405自治体)が自転車文化の普及や自転車活用のさらなる推進を目的に毎年開催しており、今回は「地域資源を活用した自転車によるまちづくり」をテーマに、自転車関連の有識者による講演や自転車によるまちづくりに取り組んでいる自治体のパネルディスカッションが行われたのだが、ここである出来事が起った。
この日は来賓として、鷲尾英一郎衆院議員、米山隆一衆院議員、新潟県の橋本憲次郎副知事が出席したのだが、鷲尾衆院議員の次に橋本副知事が挨拶し、何と米山衆院議員の挨拶が外されるという事態が起ったのだ。米山衆院議員は南魚沼市と隣接する現在の魚沼市の出身である。
米山衆院議員は、にいがた経済新聞の取材に対し、「非常にびっくりしました。通常、様々ないろんな会議に出てきましたが、こういうことはちょっと経験したことがありません。こんなふうに野党だからといって無視するのであれば、南魚沼市自体の姿勢が問われると思います。単に司会進行上のことだというなら、それは何とでも言えるけれども、少なくとも非常に稀な進行だと思う」と話した。
先日、米山衆院議員が無所属から立憲民主党へ入党することが明らかになったが、そのことが関係している可能性はあるのかと聞くと、「それはさすがにない。でもそれはやはり与党が何らかの圧力をかけないとこういうことは起こらないと思う。通常の会の運営ではないので」と語った。