新潟が第7回新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催、成人式は決行

新潟市の中原八一市長

新潟市は8日、第7回新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、1都3県にて発令された緊急事態宣言を受け、コロナウイルス感染症対策本部の設置を決めた。

また県でコロナ警報が発令されていることを受け、市民へのお願いとして、中原八一新潟市長は「感染拡大地含む他都道府県への往来は、更に慎重に判断し極力控えること、普段顔を合わせない人との食事会・飲み会を極力控えること、飲み会の際の感染対策の更なる徹底を行うこと」を呼びかけた。

「新潟県のコロナ警報発令下で、1月10日開催の新潟市の成人式は本当に予定通り行われるか」という記者からの質問に対して、中原市長は、「成人式は、二十歳の大人となる一生に一度の大切な節目。これから新潟県を背負って立つ新成人を温かい気持ちでお祝いする成人式にしたいと思っている。そのためにも感染対策を徹底した上で、実行委員会の皆さんと協力しながら、この成人式を無事に成功させていきたい」と話した。

さらに、成人式では人が集まり感染リスクが高まるのではないかという記者からの指摘に対して、「新潟市では感染拡大防止対策を実施しながら、社会経済活動を両立させていくということに取り組んでいた。確かに感染は広がっているが、様々な制約下でも市民生活を支えていくという所存だ。また今回は成人式2週間前に新潟滞在している新成人を対象としており、会場もソーシャルディスタンスを確保している。式典後の会食や飲食の自粛の呼びかけをしていく。最後の最後まで感染対策の徹底を行うつもりだ」と語った。

「呼びかけがあっても式典後に飲みに行ってしまう新成人がいるのではないか」という記者からの質問に対しては、「我々は最後まで徹底してお願いという形で呼びかけを行う。それ以降の新成人の行動の自由までは奪えない」と中原市長は述べていた。

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