新潟県内で計18人の新たな新型コロナウイルス感染患者を確認
新潟県は10日15時、県内各地で県内644例目から664例目となる新型コロナウイルス感染症患者が計18人確認されたと発表した。湯沢町のスキー場で確認された県外からの来県者の患者とその接触者を除くと、感染経路不明の患者は2人。
644例目は長岡市在住で会社員の40歳代男性。県内620例目の濃厚接触者。6日に発熱と倦怠感の症状が現れ、8日に濃厚接触者として調査、9日にPCR検査の結果陽性が判明した。現在は鼻汁と痰の症状がある。
645例目から651例目は三条保健所管内在住の同居の家族で、8日に県外患者の濃厚接触者として検体を採取。9日に陽性が判明した。649例目のみ発熱の症状があり、その他の6人は無症状。
661例目は住所非公開で会社員の30歳代女性。8日に38度台の発熱、9日にPCR検査の結果陽性が判明した。現在は咽頭痛の症状がある。
662例目は村上市在住で公務員の20歳代男性。村上市によると、消防署神林分署に勤務している(なお神林分署は陽性者が出たことを受け1月20日まで閉鎖)。県内632例目の濃厚接触者として8日に検体採取。9日に陽性が判明した。現在無症状。
652例目から658例目、664例目は、657、658例目を除き県外からの来県者で、湯沢町に滞在。1月始めから感染者が確認されている苗場スキー場関連の感染者。県内外から集まっている従業員間での感染であり、スキー場内の複数の施設から感染患者が確認されている。そのため県では、スキー場内で爆発的に感染が拡大しているのか、あるいは、県外で感染した複数人が存在していたのか感染経路を調査中である。また、現在400人規模の検体を採取しているが、大雪の影響で調査に遅れが出ているという。
【関連リンク】
苗場プリンスホテル 「従業員の新型コロナウイルス感染について」
https://www.princehotels.co.jp/naeba/informations/20210109/infomation/