新潟市で「下水熱を使用したヒートポンプレスの車道融雪」の研究がスタート
6日から11日まで同市中央区寄居町で設置工事
新潟市など参加する官民共同研究「下水熱を使用したヒートポンプレスの車道融雪」の研究が始まった。下水熱を使用したヒートポンプレスの車道融雪は全国初。ヒートポンプレスは、低LCC(ライフサイクルコストの削減)と、高COP(高いエネルギー消費効率)を実現できる。
国土交通省が行っている下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)において、下水熱を利用した車道融雪技術の研究が採択されたことから、新潟市は研究フィールドを提供する立場で、株式会社興和、積水化学工業株式会社との共同研究に参加し。6日から11日までに同市中央区寄居町で配管設置の工事を行っている。
新潟市は、以前より下水道が有する資源・エネルギーの利用・再生を行い、低炭素型都市づくりを進めている。今回の取り組みはその一環という。