新潟県で計17人の新型コロナウイルス新規感染者を確認
新潟県は12日15時30分、県内各地で683例目から700例目(新潟市が発表した692例目を除く)となる新型コロナウイルス感染症患者が計17人確認されたと発表した。
17人の内、三条市が6人、燕市で3人、長岡市で3人、村上市、加茂市、南魚沼市で各1人ずつ。三条保健所管内と詳細非公表が各1人ずつ。現時点で感染経路が確認できていない患者は、調査中も含めて8人。70歳代以上の患者が4人含まれるが、全ての患者が無症状、または軽症状である。
また、3日から続く苗場スキー場の職員関連の感染者は発表されていないが、現在は交通状況の悪化などの関係もあり、明日以降再び発表される可能性がある。
各患者の経過について
683例目は三条保健所管内在住の10歳未満の女性。11日に発熱と頭痛の症状があり、医療機関を受診し検体採取。同日中に検体検査の結果陽性が判明した。現在は発熱の症状がある。感染険路は現状では不明である。
684例目は長岡市在住で会社員の40歳代男性。5日に発熱、9日に症状が継続したため医療機関を受診して検体を採取。11日にPCR検査の結果陽性が判明した。現在も発熱の症状がある。感染険路は現状では不明。
685例目は燕市在住で無職の80歳代女性。9日に発熱のため医療機関を受診し検体採取。11日にPCR検査の結果陽性判明。現在は発熱の症状がある。感染険路は現状では不明である。
686例目は住所・職業非公開10歳代女性。10日に既存の患者の濃厚接触者として医療機関を受診し検体採取。11日にPCR検査の結果陽性が判明。現在は発熱の症状がある。
687例目は長岡市在住でパート職員の70歳代男性。10日に発熱などの症状が現れ、医療機関を受診し検体採取。11日にPCR検査の結果陽性が判明した。現在も発熱の症状が続いており、感染経路も不明。
688例目は三条市在住で無職の80歳代男性。5日に倦怠感、8日に発熱の症状があった。10日に症状が継続したため医療機関を受診し検体を採取。11日にPCR検査の結果陽性が判明した。現在も発熱と倦怠感がある。感染経路は不明。
689例目は南魚沼市在住の10歳代男性。10日に既存の感染者の濃厚接触者として検体採取。11日にPCR検査の結果陽性が判明。現在は無症状。県立堀之内高等学校の生徒であるが、男性は冬季休業以降登校していないことから学校は臨時休校しないという。
690例目は村上市在住で会社員の50歳代男性。4日に発熱、倦怠感、関節痛などの症状が現れた。11日に症状が継続したため医療機関を受診。検体を採取し、PCR検査の結果陽性が判明した。現在も発熱の症状があり、感染経路は不明。
691例目は燕市在住で会社員の50歳代男性。9日に発熱などの症状が出たため医療機関を受診。11日に抗原検査により陽性が判明。現在は咳の症状がある。
693例目は三条市在住で会社員の50歳代男性。症状は無症状だが、11日に検体を採取。PCR検査の結果陽性が判明した。
694から695例目は互いに知人同士で、11日に確認された県内674例目の濃厚接触者。684例目は加茂市在住の40歳代会社員女性。695例目と696例目はともに三条市在住の50歳代の会社員女性。3人とも無症状。
697例目と698例目は友人同士で、ともに三条市在住の10歳代学生の女性。11日に発表された県内675例目の濃厚接触者。ともに無症状。
699例目は燕市在住で無職の80歳代女性。11日に発表された670例目の濃厚接触者として、11日に検体を採取。12日に陽性が判明した。現在は無症状。本日発表された685例目患者との関係は現在調査中。
700例目は長岡市在住で会社員の50歳代男性。11日に発表された県内679例目の濃厚接触者。現在は無症状。
ここ数日、感染者が増加していることを受けて新潟県健康対策課の中山均課長は「最近は県外からの移動者との接触者や、10歳代20歳代の若者、無症状の患者が目立ち、帰省や家庭内での感染が広がっている印象がある」と話した。また医療体制については「1年弱の間、緊張感の元でやってきたが、ここで感染者が多くなると疲れも出る。県でも、人員の面での支援などを考えている」と見解を示した。
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