今冬(令和2年度)の雪による被害状況 死者は12人に

新潟県は12日、今冬の雪による被害状況(12日12時現在)を公表した。人的被害は県全体で合計218人(死者12人、重傷者98人、軽傷者108人)で、10日から11日かけて、5人が亡くなっている。

死亡事案

10日発生:阿賀町在住の50歳代の男性が雪の中で埋まっている状態で発見され、死亡が確認された。(周囲の状況から除雪作業中に転落したものと推測される)

10日発生:三条市の60歳代の男性が自宅屋根雪の除雪作業中に転落し死亡。

10日発生:上越市の80歳代の女性が除雪機の前方に足が挟まれ意識呼吸がない状態で発見され、その後脂肪が確認された。

10日発生:新潟市の80歳代の男性が自宅屋根雪の除雪作業中に転落し死亡。

11日発生:三条市の60歳代の男性が用水路内で倒れている状態で発見され、死亡が確認された。(目撃情報や現場状況から除雪作業中に転落したものと推測される)

 

住宅被害は計30棟(全壊1棟、一部破損24棟、床上浸水2棟、床下浸水3棟)となっている。

 

一方、県では12日、新潟県除雪作業事故防止注意情報第5号を発表。今後、気温が上昇するため屋根からの落雪や雪崩などに注意するよう呼びかけている。

 

【関連サイト】
除雪作業の留意点安堵について(県ホームページ)
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/chiikiseisaku/191025zikoboushi.html

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