新潟県がコロナ感染者の全数把握簡略化における各種対応を発表、「陽性者登録・フォローアップセンター」を開設

新潟県医療調整本部の松澤知(とも)医師(左)

新潟県は26日、同日より全国一律で新型コロナウイルス感染者の全数把握を簡略化が開始されたことに伴い、「陽性者登録・フォローアップセンター」の開設など各種対応を発表した。

国は26日より医療機関と保健所の負担軽減を図るため、発生届の対象を重症化リスクの高い人に限定。これに伴い、新潟県は重症化リスクが低い人が陽性者登録を行い、また、県がフォローアップを行うために、従来の「陽性者登録センター」の機能を拡充した「陽性者登録・フォローアップセンター」を開設した。

重症化リスクが低い人で、自己検査で陽性となった人は、「陽性者登録・フォローアップセンター」へ、本人がWEBより陽性者登録を行う。同じく、重症化リスクが低い人で、医療機関にかかり陽性が判定された場合においても「陽性者登録・フォローアップセンター」へ本人がWEBで登録を行うことで食料支援などのフォローアップを受けることができる。

一方、新潟県はPCRなどの無料検査事業の受験期間の延長を発表した。今月末までの期限としていた、新潟県内約370店舗の薬局などで行っている無料のPCR検査や抗原定性検査を、10月31日まで延長する。なお、県内3ヶ所に設置している大口の検査会場については、新潟会場および上越会場は引き続き運営するが、長岡会場は10月1日より休止する。

26日からの全国一律での全数把握簡略化により、これまで新潟県と新潟市が行っていた市区町村別の感染者数の発表は行われず、27日からは年代別の感染者数発表のみとなる。

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