第一建設工業株式会社(新潟市中央区)が自己株式の取得中止および、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式取得を決議
第一建設工業株式会社(新潟市中央区)は29日、同日開催した取締役会において、5月11日開催の取締役会において決議した自己株式の取得中止を決議したとともに、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式取得を決議したと発表した。
本年5月11日開催の取締役会において決議した自己株式の取得は、今月1日から22日の期間で、同社普通株式9,800株、取得価格の総額1,423万9,900円を東京証券取引所における市場買付により取得。この自己株式の取得は、29日をもって終了した。
一方、29日に開催した取締役会において、自己株式を取得すること、およびその具体的な取得方法について決議した。
自己株式取得の方法は、29日の終値(最終特別気配を含む)1,440円で、30日8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買付けの委託を行うもの。なお、その他の取引制度や、取引時間への変更は行わない。
取得する株式の種類は、同社普通株式。取得する株式総数は、69万株(自己株式を除く発行済み株式総数に対する割合は3.45%)。取得価格の総額は、10億円。取得結果の公表は、30日8時45分の取引終了後に取得結果を公表するとしている。
自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式取得を行う理由は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能とし、同社の資本効率の向上、および株主還元の充実を図るためとしている。