新潟県燕市に2024年度オープン予定の「全天候型子ども遊戯施設」、設計事業者が決定し施設のイメージを公開
新潟県燕市の鈴木力市長は30日に定例記者会見を開き、2024年度のオープンを目指す「全天候型子ども遊戯施設」の設計事業者が、株式会社三上建築事務所(茨城県)に決定したと発表した。事業者の提案した施設のイメージ図も公開し、今後ワークショップなどを通じて市民の意見も設計に取り入れていくという。
燕市では現在、天候に左右されない屋内型の遊戯施設の建設へ動いており、今回、設計業務を委託する事業者を公募型プロポーザル方式で募集したところ、県内外から23者の応募があった。書類審査や公開プレゼンテーション、ヒアリング審査の結果、三上建築事務所を設計事業者に決定し、現在契約へ向けて準備を進めている。
三上建築事務所の提案したイメージ図によると、外観は弥彦山と国上山をモチーフにしたような形状。内部は0〜2歳児を対象にクッションブロックを配置したゾーンなど、年齢に合った遊具を設置する各エリアが配置されている。
鈴木市長は「燕市の子育て関係の目玉事業。ぜひ皆さんから喜んでもらえるような施設にしていきたい」と力を込めると同時に「財源については、クラウドファンディング型ふるさと納税でも応援を募っているので、ぜひ施設のイメージをご覧いただき、協力していただける方が増えれば」と話した。
今後は2023年度中に用地の造成工事や基本設計、実施設計などを行い、2023年度後半から建築開始、2024年度中のオープンを目指す。また、市内の子育て世代向けにワークショップを開き、意見を取り入れ設計に反映していく予定。
【関連リンク】
燕市webサイト 「燕市全天候型子ども遊戯施設整備基本構想」
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