にい経編集部発「今週のニュース」(9月26日から10月2日)

新潟市の中原八一市長(中央)

【今週の1本】

任期満了に伴う10月23日投開票の新潟市長選の告示が迫ってきている。すでに現職の中原八一市長と、無所属で新人の鈴木映氏が立候補を表明しているが、立憲民主党や日本維新の会は候補擁立を見送った。当初、中原市長以外に立候補の表明がなく、中原市長が新潟市内で事務所開きを行った際は「ぜひ立候補してほしい」と、ある意味では余裕とも見える姿勢を見せていた。「もし、選挙選にならなければ、政令市では初ではないか」(自民党関係者)との声も聞かれたが、鈴木氏の立候補表明で、中原市長の無投票当選は避けられた。9月28日に新潟市内で開かれた中原市長の公約発表会では、塚田一郎衆院議員や花角英世知事が応援に駆け付けるなど、保守系の強さを見せつけている。今回も立憲民主党が候補者擁立を見送った新潟知事選のような差がつき、現職が勝つのか。人口80万人の新潟市の行方を決める選挙結果に注目したい。(編集部・梅川康輝)

 

経済

9月27日

岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)が業績予想を上方修正

道の駅「国上」(新潟県燕市)、新たな愛称を「SORAIRO 国上」に決定


9月29日

株式会社湯沢錦鯉ランド(新潟県湯沢町)が事業停止し、事後処理を弁護士に一任、新潟県内における58件目の新型コロナウイルス関連破たん

第一建設工業株式会社(新潟市中央区)が自己株式の取得中止および、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式取得を決議

 

政治・行政

9月26日

星野伊佐夫県議が来春に県議選に不出馬を表明、「裏金」要求問題の影響は否定


9月27日

10月の新潟市長選挙に日本共産党地区委員会の鈴木映(えい)氏が出馬を表明

9月28日

新潟市長再選に向けて、新潟市の中原八一市長がホテルオークラ新潟(新潟市中央区)で公約発表や決意表明を行う


9月29日

マイナンバーカードの取得拡大に向けて、新潟県がタツノコプロのアニメキャラクターとコラボ

 

社会

9月26日

北里大学(東京都)と日本大学(東京都)における新潟県と市町村が連携した「医学部地域枠・修学資金貸与制度」を発表

新潟県がコロナ感染者の全数把握簡略化における各種対応を発表、「陽性者登録・フォローアップセンター」を開設


9月27日

新潟県五泉市が日本航空株式会社(JAL 東京都)と連携、「JALのふるさと納税」を10月より開始

県央基幹病院(新潟県三条市)と県央地域の医療体制についての住民説明会が三条市で開催

9月30日
https://www.niikei.jp/515540/

 

かわらばん

9月27日

株式会社スノーピーク(新潟県三条市)が、宇宙船内服一般向け地上販売品「Space Life Comfortable」シリーズを10月4日より一般販売


9月28日

新潟県三条市を舞台にしたオリジナルTVアニメ「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」が18日に新宿バルト9(東京都)でトークイベントを開催


9月29日

新潟出身のラグビー選手稲垣啓太さんが結婚後初テレビCMに出演、JAの新CM「ごはんがおいしい幸せ」篇が10月から公開

 

編集部ピックアップ

9月26日

【独自】新潟維新の会「大変困惑」、水と油?の立憲民主と維新の共闘合意をどう見るか、県内関係者に聞く


9月27日

コジマタケヒロのアルビ日記2022 Vo.15 秋山裕紀「積み重ねてきた自信」


9月28日

【再掲載】箱根駅伝で走る青山学院大学のユニフォームにロゴを表示する新潟県妙高市


9月30日

コジマタケヒロのアルビ日記2022 Vo.16 舞行龍ジェームズ 「愛する新潟のために」

 

【編集後記】

今週は、新潟市の中原八一市長の再選に向けた、公約発表および決意表明の現場に取材してきた。

会場のホテルオークラ付近の駐車場が埋まり、少し離れた場所に駐車したのだが、そこで中原市政の強さが垣間見えた気がした。絶対とは言い切れないが、会場に入る有力者の数を見ると、その混雑を結び付けないという選択肢はないと思う。

選挙戦の結果がどうなるかはわからないが、公約の内容や決意表明の内容よりも個人的には中原八一の盤石さを感じた光景だった。

来賓者の挨拶の中で、新潟県の花角知事が言った言葉が忘れられない。「県の顔である新潟市」という言葉だ。言われてみれば当たり前のことなのだが、新潟市の市長になるということは、新潟県政の動きにも大きく関わってくる。

そういうことも考えて、有権者には是非とも投票に行ってほしいと思う。是非とも、「新潟県の顔」を選びに行ってほしい。

(文・児玉賢太)

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