コワーキングスペースが無料、新潟県津南町が津南町役場近くの旧書店を改装したまちなかオープンスペース「だんだん」を開場

まちなかオープンスペース「だんだん」外観

新潟県津南町は1日、津南町役場近くの旧書店を改装した、まちなかオープンスペース「だんだん」の開場式を行った。

津南町では、町の商店街に交流とビジネスの拠点を整備することで、町のにぎわいを創出するため、コワーキング機能を持った新しいオープンスペースの建設を進めてきた。このほど工事が完了し、1日にオープンとなった。総工費は予算ベースで約4,800万円。

愛称の「だんだん」については、一般の43件の応募の中から決定した。意味としては、津南町の言葉で、「だんだんどうも、いつもありがとう」の頭語であり、また、日本一の河岸段丘の眺望を誇る町であることから、「段丘」をイメージした。さらに、このスペースの活用により町がだんだんと活性化していく様子を表現したという。

このスペースは、面積166.85平方メートルで、交流スペース、コワーキングスペース、ミーティングルーム、サテライトオフィス、書架などがある。フリーWi-Fiを完備しており、交流スペース、コワーキングスペースなどは無料で利用できる。

サテライトオフィスは、東京からの移住者が起業した会社1社が入居することが決まっているほか、もう1社入居する予定だという。

津南町の桑原悠町長は「津南町にはコワーキングスペースがないという声をいただいていた。ここを多くの町民の方に利用してもらい、育ててもらい、町に新しい流れが生み出されるように期待している。これを機に空き店舗対策の起爆剤になればいいし、お休みどころとしても活用してもらいたい」と話していた。

無料のコワーキングスペース

挨拶する津南町の桑原悠町長

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