新潟駅前で新潟県革新懇主催の共同街宣
新潟県革新懇と野党共闘を進める6党(立憲民主党、日本共産党、国民民主党、社民党、新社会党、緑・にいがた)の県内関係者が17日、新潟駅前で共同街宣を行い、道行く人に現在の国政の課題や問題などを訴えた。
新潟革新懇代表世話人で新潟大学名誉教授の小林昭三氏は、「現政権下で教育・医療・福祉の分野が虐げられそのために日本は大変な状況にある。現政権の支持率の首相交代時からどんどん下がり続けているが、これはコロナ禍における政権の歪な姿が明らかになったからだ。また学術会議も大変な事になっており、現政権は日本の科学を破壊しようとしているかのように思える。現政権を倒すべく野党連合で力を合わせて、今の日本を変えていきたい」などと訴えた。
今回、街宣に参加できなかった立憲民主党の西村ちなみ衆議院議員は、「現政権はコロナ禍の中、国民に寄り添うこともなく、ますます国民生活も苦しくなる一方だ。こうした苦しい状況だからこそ、誤魔化しの無い真っ当な政治に変えなければいけない。国民の生活を守るべく徹底的に政治を正していく」と、メッセージを残した。
日本共産党新潟県委員会委員長の樋渡士自夫氏は、「明日18日から通常国会が始まり、その最重要課題が新型コロナウイルス感染対策になる。我々は野党の皆さんと力を合わせて感染拡大防止と、暮らし健康を守るために全力をあげる。現在の感染状況は、コロナ禍における“GoToキャンペーン”へのしがみつきなどによる菅政権の無為無策が招いた結果に他ならない。また県内においては柏崎刈羽村原発の再稼働の動きが激しくなってきている。原発の再稼働を許さない戦いも、市民や野党の皆様と力を力を合わせて奮闘していきたいと思う」と語った。
国民民主党の高倉栄県議会議員は、「新潟は今、コロナや大雪など大変な時期で、市民からの不安の声もたくさん寄せられている。今こそ、この新潟を、そして日本の新しい政治の流れを作っていくべきなのではないか。そのためには皆さん市民のお声を汲み取れる政治家が必要だ。皆様と共に新潟から政権交代の風を吹かせていきたい」などと訴えた。