プロ野球OB選手が勢揃い、HARD OFF ECOスタジアム新潟(新潟市中央区)で野球伝来150年プロ野球選手OB記念試合「Dream Match NIIGATA 2022」が開催
「野球日本伝来150年を日米で祝う会in新潟」実行委員会は2日、HARD OFF ECOスタジアム新潟(新潟市中央区)において、野球伝来150年プロ野球選手OB記念試合「Dream Match NIIGATA 2022」を開催した。プロ野球OB選手が参加する記念試合のほか、県内野球チームに所属する小学生への野球教室などを行った。
野球伝来150年プロ野球選手OB記念試合「Dream Match NIIGATA 2022」は、元巨人の中畑清氏、元ヤクルトの内藤尚行氏、元シアトルマリナーズのマック鈴木氏など、往年のプロ野球スター選手45人が参加した。
新潟に縁がある選手で構成する「新潟朱鷺ビックウェーブ」と、その他の選手で構成する「NPBOBオールスターズ」に分かれ行った記念試合では、3対2で、「新潟朱鷺ビックウェーブ」が勝利した。また、MVPには元ヤクルトの大引啓次選手が選ばれた。スタンドには多くの観客が観戦に訪れ、OB選手たちのプレーに拍手を送り楽しんでいた。
また、午前中には新潟県内の野球チームに所属する小学生選手などを対象とした、少年少女野球教室を開催した。25チームから約400人が参加し、OB選手がポジション別に分かれて指導を行った。
試合前に先立ち行った開会セレモニーで挨拶した、「日本野球伝来150年を日米で祝う会in新潟」実行委員長で、新潟県議会スポーツ振興議員連盟の尾身孝昭会長は、「日本に野球が来て150年。ベースボールを野球と通訳したのが、糸魚川中学を歴任した中馬(ちゅうま)先生です。新潟と野球は遠からぬ縁があります。みなさまと共に、日本の野球、そして新潟県の野球に大きな夢をのせる、子どもたちに大きな夢を託せる、そんな式典とドリームマッチになることを期待します」と話した。
また、来賓の挨拶に立った、新潟県の花角英世知事は、「野球伝来150年を喜びたいと思います。プロ野球は大きく発展し、国民的人気のスポーツであり、見る人に夢と感動と勇気を与えてくれるスポーツです。これからの150年も、次の世代に野球を引き継いでいき、野球熱を高めていきたいと思います」と話した。
同じく来賓の挨拶をした、新潟市の中原八一市長は、「今回の150周年の節目を契機に、新潟の野球の深耕をさらに図っていきたいと思います。また、現在12球団のNPB球団を16球団に増やす構想があります。そのうちの4球団においては、ぜひ新潟が加わるように心からご期待を申し上げたいと思います。どうか関係者のみなさま、一丸となって誘致活動にご尽力いただきますようお願い申し上げます」と話した。
「野球日本伝来150年を日米で祝う会in新潟」実行委員会は、新潟にNPBプロ野球球団の誘致を図る取り組み行う団体や、ドーム球場の建設実現を目指す「日本海ドームシティプロジェクト」、県内野球関連団体、観光団体によって設立した。「Dream Match NIIGATA 2022」は、野球伝来150年を祝い、NPB球団誘致やドーム球場の建設へのステップとなることを目的として開催した。今後、署名活動やイベントなどにより、周知を広め実現に向けた活動を行っていくという。
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