ホームセンターの既存店が苦戦、アークランズ株式会社(新潟県三条市)が2023年2月期第2四半期決算(連結)を発表
アークランズ株式会社(新潟県三条市)は3日、2023年2月期第2四半期決算(連結)を発表した。
売上高および営業収入1,666億1,700万円、営業利益118億5,300万円、経常利益123億4,000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益74億円となった。
同社は「収益認識に関する会計基準」を第1四半期連結会計期間の期首から適用しているほか、前連結会計年度である2022年2月期は決算期変更に伴い、12か月8日決算となっており、前第2四半期連結累計期間については、同社および連結子会社アークホーム株式会社(旧 株式会社アークスタイル)は2021年2月21日から2021年8月20日まで、連結子会社株式会社ビバホームは2021年1月1日から2021年6月30日までとなっている。
このため、収益の会計処理かつ前第2四半期連結累計期間が異なることから、以下の経営成績に関する説明において、増減額および前年同期比を記載せずに説明している。
セグメントの経営成績は以下の通り。
小売事業
ホームセンター部門の売上高および営業収入は、既存店が苦戦し、1,300億300万円となった。その他小売部門の売上高および営業収入は、46億4,500万円となった。その結果、小売事業の売上高および営業収入は1,346億4,900万円、営業利益は72億5,700円となった。
卸売事業
卸売事業の売上高および営業収入は30億1,500万円、営業利益は4億6,800万円となった。
外食事業
外食事業は、主力のとんかつ専門店「かつや」(国内)のFCを含む店舗数は純増5店舗の440店舗、「からやま」・「縁」(国内)のFCを含む店舗数は純増3店舗の170店舗となった。厳しい経営環境下の中、「圧倒的な商品力、テイクアウトの強化」に取り組み、売上高および営業収入は221億8,700万円、営業利益は24億600万円となった。
不動産事業
不動産事業の売上高および営業収入は63億3,800万円、営業利益は17億1,900万円となった。
その他
その他には、フィットネス事業「JOYFIT」5店舗および「FIT365」3店舗を含んでいるが、徹底した新型コロナウイルス感染症対策により会員数が増加し、売上高および営業収入は4億2,600万円、営業利益は2,500万円となった。